内容(「BOOK」データベースより)
誰もいないはずの二階から人の声が…。耳のせいでは片づけられなかった。二人、あるいはそれ以上の人間が、ぼそりぼそりとしきりに何かを話しているのだ。そんなことが続いたある日、意を決した彼は二階への階段をゆっくりと上り始めた…。その他、深夜にしゃべり出す人形の話、ケタケタと笑う死んだ老婆の話、赤ん坊をあやす見知らぬ婦人の話などを収録。あなたの隣で起こっている身の毛もよだつ戦慄の実話集。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
さたな きあ
1966年生まれ。1989年以降『季刊・幻想文学』誌他にて作家・レビュアーとして活動。都市に潜み棲んで人を翻弄し、ときに人を傷つける虚無性を、怪異という形で表現する手法を模索する。その一方で、現代にあってはセピア色の彼方に追いやられがちな、あわくはかない黄昏の住人たちに深い愛情を抱く。著書・編著書に『怪異譚輯・墓地物語』『幻獣小説集・夢見る妖虫たち』(北宋社刊)。『現代怪奇妖異譚』『本当にあった(超)怖い話』シリーズ、『本当にあった恐怖体験』『マジで(超)怖い話』(KKベストセラーズ刊)がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1966年生まれ。1989年以降『季刊・幻想文学』誌他にて作家・レビュアーとして活動。都市に潜み棲んで人を翻弄し、ときに人を傷つける虚無性を、怪異という形で表現する手法を模索する。その一方で、現代にあってはセピア色の彼方に追いやられがちな、あわくはかない黄昏の住人たちに深い愛情を抱く。著書・編著書に『怪異譚輯・墓地物語』『幻獣小説集・夢見る妖虫たち』(北宋社刊)。『現代怪奇妖異譚』『本当にあった(超)怖い話』シリーズ、『本当にあった恐怖体験』『マジで(超)怖い話』(KKベストセラーズ刊)がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)