内容(「BOOK」データベースより)
近所の××さんは、その火事の最中に写真を撮った。後で見てみると、燃えている工場のなかに人がいたとか。どうもそれが、犠牲者という意味では、ないらしい。犠牲者でもないのに燃え盛る火のなかに「何か」がいるとしたら―それは何だというのか。…考えたくない―「いる話」「出る話」を満載!得体の知れない“人”を乗せてしまった運転手の話、心霊写真を受け取ってしまった女性の話など、本当にあった恐怖譚を収録。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
さたな きあ
1966年生まれ。1989年以降『季刊・幻想文学』誌他にて作家・レビュアーとして活動。都市に潜み棲んで人を翻弄し、ときに人を傷つける虚無性を、怪異として表現する方法を模索する。その一方で、現代にあってはセピア色の彼方に追いやられがちな、淡くはかない黄昏の住人たちに深い愛着を抱く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1966年生まれ。1989年以降『季刊・幻想文学』誌他にて作家・レビュアーとして活動。都市に潜み棲んで人を翻弄し、ときに人を傷つける虚無性を、怪異として表現する方法を模索する。その一方で、現代にあってはセピア色の彼方に追いやられがちな、淡くはかない黄昏の住人たちに深い愛着を抱く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)