出版社/著者からの内容紹介
私は『西遊記』『聊斎志異(りょうさ
いしい)』『平妖伝』をはじめ、『水滸伝』『三国志(三国志演義)』から『太平広記』『閲微草堂筆記』『剪燈(せんとう)新話』『列仙伝』『神仙伝』まで、中国古典にあらわれる妖怪は、ほとんど余さず登場させ、紹介した。天界に君臨する玉皇上帝、その玉帝を悩まし大暴れをやらかす孫悟空から、ある貧しい家で1人のつまらぬ凡人を迷わす怪しい婆子(おばあさん)の話まで、この事典に収録しようと努めた。本書は妖怪や神仙のほかに、そういう“小人小事”の例も集めた一奇談集でもある。……「まえがき」より
内容(「BOOK」データベースより)
中国古典の中の妖怪や仙人、怪奇伝説が伝わっている人物・神仏1430人を収録した人物事典。妖怪人物のほか、妖怪や仙人が登場する小説や怪奇現象も独立項目とする。排列は五十音順で、見出し項目の下に出典名を記す。73点の図版も掲載。巻末に、見出し項目と、項目に関わりのある妖怪・仙人およびその別名、怪奇伝説が伝わっている人物・神仏およびその別名などの索引がある。
内容(「MARC」データベースより)
中国三千年の異界に出没した妖怪・神仙を網羅。孫悟空から怪しい婆子の話まで中国古典や怪奇伝説の中で活躍した人物・妖怪・仙人や怪異現象など1430項目を五十音順に配列。図版73点掲載。