出版社/著者からの内容紹介
1997年、読者から寄せられた恐怖体験を配信する怪談系メールマガジン「逢魔が時物語」がスタート。以来7年、今や3万人の愛読者を抱える最大の人気サイトになった。本書は、著者の周囲の人々、全国の読者からサイトに寄せられた恐怖体験のなかからよりすぐりの話をセレクトし、自費出版、完売した「幻の書」に新たな体験記を加え、再構成したもの。
内容(「BOOK」データベースより)
大阪府下のベッドタウンH市を走る最終バス。最後の客が降りると必ず乗り込んでくる若い女性がいる。だが終点に着いて車内を見回しても、その姿は見えない。バス会社はこの便に限り、ワンマン運行から乗務員を二人に増やすことにした。地元のタクシーも夜のそのルートは拒絶するというのだ(『最終バス』)。一九九七年にスタート以来怪談系メルマガとして最大の三万人の読者を抱える人気サイト「逢魔が時物語」。…読者から寄せられた恐怖体験の実話から、四〇編余りを厳選し自費出版された幻の書『逢魔が時物語』(原著完売)を一部改編して文庫化。怪談ファンは必読。
著者からのコメント
コワイ~! と思いながらも、つい指の隙間から見てしまう……。
人間の4つ目の本能は、「怖いもの見たさ」かも知れませんね。
怪談「逢魔が時物語」は、そんなあなたのゾクゾク本能を刺激します。
メールマガジンの読者から寄せられた膨大な怖い体験談投稿の中から、著者自身が「マジかよー」と震えてしまったものばかりを厳選しました。
投稿されたナマの話の怖さは、それが本当に起こった怪奇譚だからです。
先端技術がもてはやされる時代ですが、いや、そうだからこそ霊の国の住人たちは暗い存在感を垣間見せているような気がします。
この本は新鮮な恐怖を削ぐことなく、著者が全話にわたってもっともっと怖さを際立たせるために、憑かれたかのように筆を加えました。
もちろん、筋を改変するような許されないことは一切していません。恐怖の闇色だけを、さらに深い色に磨いたつもりです。
力を入れ過ぎたせいか、本を読んだ読者から奇妙なことが起こったという二次災害の報告も届いています。
ですから、あまりにも霊感が強い方は読まない方がいいでしょう。でも、あなたに勇気があるなら、ぜひ「逢魔が時物語」に足を踏み入れてください。
見たことも、聞いたこともないような恐怖の万華鏡が楽しめますよ。
人間の4つ目の本能は、「怖いもの見たさ」かも知れませんね。
怪談「逢魔が時物語」は、そんなあなたのゾクゾク本能を刺激します。
メールマガジンの読者から寄せられた膨大な怖い体験談投稿の中から、著者自身が「マジかよー」と震えてしまったものばかりを厳選しました。
投稿されたナマの話の怖さは、それが本当に起こった怪奇譚だからです。
先端技術がもてはやされる時代ですが、いや、そうだからこそ霊の国の住人たちは暗い存在感を垣間見せているような気がします。
この本は新鮮な恐怖を削ぐことなく、著者が全話にわたってもっともっと怖さを際立たせるために、憑かれたかのように筆を加えました。
もちろん、筋を改変するような許されないことは一切していません。恐怖の闇色だけを、さらに深い色に磨いたつもりです。
力を入れ過ぎたせいか、本を読んだ読者から奇妙なことが起こったという二次災害の報告も届いています。
ですから、あまりにも霊感が強い方は読まない方がいいでしょう。でも、あなたに勇気があるなら、ぜひ「逢魔が時物語」に足を踏み入れてください。
見たことも、聞いたこともないような恐怖の万華鏡が楽しめますよ。
著者について
結城伸夫(ゆうき・のぶお)…大手広告代理店でテレビCMなどの制作に携わる。パソコンにめざめ、1998年7月より、メールマガジン「逢魔が時物語」の発行を開始。3万人の読者を獲得し、怪談系では人気ナンバーワン。他の作品に、自費出版『逢魔が時物語・』。