内容(「MARC」データベースより)
ボクらが現実だと思っている世界のすぐ横に、ジっとたたずんでいる闇の世界。その真の姿をだれも知ることはできないが、そこからは時折便りがとどけられる。約40通の便りを、9夜にわけて送る、現代の怪談集。
けだものの幽霊のこと
宙を走るもののこと
さすがに怖かったこと
鏡でつくった結界のこと
コーナーの声のこと
RZ50のこと
デッサンの狂った手のこと
変貌する写真のこと
不味かったジュースのこと
深夜の空き缶のこと
合わせ鏡の部屋のこと
足にくること
のびあがりのこと
おばけでんしゃのこと
話そうとしない男のこと
ついてきた影のこと〔ほか〕