内容(「BOOK」データベースより)
鎌倉の地にやたらとお寺が目につくのは偶然ではありません。戦による大量死があり、それに続く怨霊の出現があったからです。静かに耳をすますと、遠い昔の読経の声が低くつぶやくように鎌倉の地をおおっています。
鎌倉裏駅にて
恐ろしい因縁を持つ化粧坂へ
駐車場にあった“やぐら”
海蔵寺近辺の井戸にお坊さんを愛した娘の強い念が残っている
瓶の残った、家族を恋しがる霊の思い
竹の間から毎日出現する女性の霊
墓地の中に住む鎌倉住民
衣張山騒動は宅地造成が原因
黄金やぐらから山頂へ
衣張山の北斜面を登る
日月やぐらのそばに変死した女性の霊が
悲惨な死をとげた北条氏は誰?
鎌倉幕府最後の執権、北条高時とその最期
東勝寺なんて寺はない
橋の欄干でワープ―鎌倉時間が見えた
霊能力者の不幸
鎌倉幽霊物語〔ほか〕