霊界・恐怖体験

心霊の文化史---スピリチュアルな英国近代 (河出ブックス): 吉村 正和: 本

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心霊の文化史---スピリチュアルな英国近代 (河出ブックス)

心霊の文化史---スピリチュアルな英国近代 (河出ブックス)

内容紹介

19世紀後半のイギリスを席巻した心霊主義。現在では懐疑的な目で見られるこの現象が、科学者や思想家たちの賛同を得ながら、ダイナミックな精神運動として存在していた時代を多面的に読み解く。

内容(「BOOK」データベースより)

心霊主義と一口に言っても、降霊会、骨相学、神智学など、その裾野は広い。当初は死者との交信から始まった心霊主義だが、やがて科学者や思想家たちの賛同を得ながら、時代の精神へと変容を遂げ、やがて社会改革運動にまで発展していく。本書では心霊主義の軌跡を追いながら、真のスピリチュアルとは何かを検証する。

著者について

1947年、愛知県生まれ。現在、名古屋大学大学院国際言語文化研究所教授。専攻は西洋神秘思想史、ヨーロッパ文化史・著書に『フリーメイソン』など。訳書多数。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

吉村 正和
1947年愛知県生まれ。1974年、東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退。現在、名古屋大学大学院国際言語文化研究科教授。専攻は、西洋神秘思想史、ヨーロッパ文化史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

目次

序章 心霊主義の誕生
第1章 骨相学、人間観察、催眠術
第2章 心霊主義と社会改革
第3章 神智学とオカルト
第4章 心理学との融合
第5章 田園都市と心霊主義