内容(「BOOK」データベースより)
この本には、四十の恐怖体験が収録してあります。それぞれ、冬ならではのものですが、けっして、氷や雪などに関係したものばかりではありません。冬の何気ない生活の中にも大きな恐怖が潜んでいるのです。そう、こうやって読書をしているあなたの背後からも、恐ろしい何かが忍び寄ってきているかもしれないのです。
霜月(湖の底から
幽霊芸者
忘年会の落とし物 ほか)
師走(形見の携帯電話
呪文を言う子供
満員電車の手 ほか)
睦月(凶運の初詣
冬の不倫旅行
恋が淵の伝説 ほか)
如月(成人式の乱入者
トンネルの中で
河童のスケートリンク ほか)