内容(「BOOK」データベースより)
恐ろしい事件と霊気ただよう名所にはこと欠かない国・イギリス。本書は、英国各地から集められた怖くて不思議なお話を一挙紹介!人工生命を造り出した男、130年間に1000回幽霊の出た館、切り裂きジャックを逮捕に導いた霊媒師、関係者が次々死亡する大英博物館の陳列品の謎…どれもまごうかたなき事実ばかり。読み始めたら止まらない、思わず背すじが寒くなる一冊。
第1章 勿然と消えて還らなかった者たち、その真相(エドワード五世幼王―いまだ解明されぬ、王位継承をめぐる暗殺
密使バサースト―秘密外交の暗闇に消え去ったスパイ ほか)
第2章 死霊と交流する奇人たち、その活躍(ガブリエル卿―幽霊と親交を結んだ紳士
カーク氏―娘の亡霊と暮らす大学教授 ほか)
第3章 幽魂が棲みつく館、その恐怖(ボーリー司祭館―130年間に1000回も幽霊の出た館
グレイミス城―毛むくじゃらの怪物を閉じ込めていた城 ほか)
第4章 激しく生き抜いたイギリスの女たち、その生涯(ソフィア・ドロテア―幼なじみとの悲恋に身を投じた国王妃
メアリ・シェリー-19歳で『フランケンシュタイン』を書いた作家 ほか)