霊界・恐怖体験

江戸の悪霊祓い師(エクソシスト): 高田 衛: 本

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江戸の悪霊祓い師(エクソシスト)

江戸の悪霊祓い師(エクソシスト)

内容(「BOOK」データベースより)

今から300年まえ、鬼怒川ぞいの小村にひとりの悪霊祓い師が現れ、14歳の若妻の憑き物をおとす。絶大な人気をもって市井の人々に迎えられたこのエクソシスト、祐天上人とは何者か?彼の呪術を最も支持した、江戸城大奥の女たちの心底に澱む不安とは?ついには、浄土宗教団のトップにまで登り詰めた一悪霊祓い師の虚像と実像。

目次

序章 「口ばしり」の伝承
第1部 霊媒伝承(羽生村事件
悪霊祓いの伝説
隠された幼児殺し
因果の図式)
第2部 江戸の悪霊祓い師(聖者の伝説
女の霊力信仰
水子と捨子
虚像と実像)
第3部 霊媒伝承をめぐる付論(累怪談『桜小町』考
南北・馬琴の試行錯誤
怪談の寺)