霊界・恐怖体験

恐怖箱 怪路 (竹書房文庫): 深澤 夜: 本

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恐怖箱 怪路 (竹書房文庫)

恐怖箱 怪路 (竹書房文庫)

内容(「BOOK」データベースより)

エネルギーの流れる複雑な「回路」。大海原に敷かれた目に見えぬ「海路」。では、「怪路」とは?それは因から始まる呪われた未来への道筋であり、果から辿り返す忌まわしき過去への旅路である。道は暗く、迷路のごとく入り組んでいる。途中、得体の知れぬ何かが潜み、罠を張り、手ぐすね引いて通る者を待ち受けている。そして恐ろしいことに、因と果の道が出合うという保証すら全くない。撒かれた呪いの種はどこまでも蔓を伸ばし、出口を見出せないままとぐろを巻く。怪事の原因を取り除こうと大本を辿れば、無限に彷徨うばかりで何も見つからない。迷い込んだが最後、どうなるか分からないのがこの「怪路」なのである。だが、因果に縛られ先の見え切った日常の退屈さを思えば、このスリルは存外面白いかもしれない。さあ、ページを捲ればそこに貴方の「怪路」は広がっている…。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

深澤 夜
栃木県出身。家庭用エンターテインメント機器などの開発設計に携わりながら怪談を掘り出す日々。2007年より参戦した実話怪談コンテスト超‐1で高い評価を得て、2008年『恐怖箱 蛇苺』で共著デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

目次

埋葬
十年
ボックスシート
佐藤さん
走る話二題
電信
十一年
新婚さんいってらっしゃい
キ印人形