霊界・恐怖体験

恐怖箱 しおづけ手帖 (竹書房文庫): 松村 進吉 深澤 夜: 本

PR
ブラウズ

恐怖箱 しおづけ手帖 (竹書房文庫)

恐怖箱 しおづけ手帖 (竹書房文庫)

内容紹介

…だが取材してきた話の殆どは、現実としてお蔵入りせざるを得ない。…一種明らかな禍物を―どこかの誰かの苦しみや、恨みの結実であるはずの怪異を―いつまでも懐にしまいこむとへの不安も強い。変色し、傷にまみれた(取材手帖の)革の表紙の下に、なんとも云えない不穏なものが息を潜めているようにも感じる。…そんな私の手帖が近頃、臭った。―臭い。錯覚ではない。饐えた魚を、汗と脂―それに、ほんの僅かな血―で煮込んだような異臭がする。あえて喩えるとするならば、怪我人から発散される濃密な加齢臭、とでも云おうか。…「あのねぇ、いっぱい、幽霊の話とか書いてあると思うんだけど、そういうのは溜め込んでおくと良くないです」<まえがきより>取材ノートの中に封印している実話怪談を名手、松村進吉と深澤夜がついに解禁。発酵し、異臭を放つ聞いたこともない恐怖譚、誕生!

内容(「BOOK」データベースより)

取材ノートの中に封印している実話怪談を名手、松村進吉と深澤夜がついに解禁。醗酵し異臭を放つ聞いたこともない恐怖譚、誕生。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

松村 進吉
徳島県出身。超‐1/2006大会を制した作家。2007年、『「超」怖い話 怪記』で鮮烈な単著デビューを飾り、以降実話・創作ともに意欲的に執筆

深澤 夜
栃木県出身。実話怪談コンテスト超‐1/2007大会、5位。家庭用エンターテインメント機器などの開発設計に携わりながら怪談を掘り出す日々。2008年、『恐怖箱 蛇苺』で共著デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

目次

安眠妨害
異聞フラグメントA
革靴とその片方
レンタルビデオ店
流行と退廃
余録
異聞フラグメントB
オペラグラス
ドラムスティック
星を見る人
チキンレース
山の写真
ネムリ、イツワリ、サトリ
毛布