霊界・恐怖体験

天国と地獄―アラン・カルデックの「霊との対話」: アラン カルデック Allan Kardec 浅岡 夢二: 本

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天国と地獄―アラン・カルデックの「霊との対話」

天国と地獄―アラン・カルデックの「霊との対話」

出版社/著者からの内容紹介

 本書は、スピリチュアリズムの歴史における最大の霊界通信の一つ、アラン・カルデック著作シリーズの『Le Ciel et l’Enfer(天国と地獄)』(1865年刊)を、初めて邦訳・抄録した作品です。
 アラン・カルデックの著作シリーズは、19世紀後半にフランスで発刊され、ヨーロッパで400万部超を売り上げた大ベストセラーであり、現在、日本でもブームとなっているスピリチュアリズムの分野において、不朽の古典とされております。
 本書の内容は、「科学徒としての理性的な立場から発せられるカルデックの質問に対し、天国霊や地獄霊が、特殊能力を持った霊媒を通して答える」という形式の「霊との対話」を記録したもの。
 「亡くなって2日の霊が描写する、肉体と魂が分離する瞬間の感覚」「天国と地獄の境目にいる霊の赤裸々な告白と後悔」「天国霊がリアルに語る幸福感」「地獄に堕ちた霊の苦悩」など、読み進むうちに、「生前の心のあり方が死後に赴く世界を決める」という法則のあることが分かります。
 これまで、国内の書店で入手可能なカルデック作品は、英訳版からの二次翻訳本のみでしたが、今回、フランスの文学と思想を専門とする中央大学助教授・浅岡夢二氏の翻訳により、カルデック作品の原語からの邦訳版が初めて実現することになりました。現代的で平易な訳文により、どなたにも分かりやすくお読みいただけます。

内容(「BOOK」データベースより)

全世界で400万部を売り上げ2000万人の信奉者を持つスピリチュアリズムの偉大なる古典が復活!天国霊、地獄霊による驚愕の霊界通信記録。

内容(「MARC」データベースより)

「霊との対話」に基づいたスピリチュアリズムの古典。導入的な理論編、天国霊、地獄霊による霊界通信記録を収録した実践編、死後の世界に関する理論編の3部構成。日本の読者向けに整理・編集して初訳。

著者からのコメント

「訳者あとがき」より

 本書に収録された数多くの霊人たちとの対話は、本当に貴重なものだと思います。
 私たちの近くにいくらでもいるような、ごく普通の人たちが、死ぬときに、そして死んだあとに、どのような体験をすることになるのかということが、本人の言葉を通して詳細に語られているからです。
 高級霊からのメッセージは、日本でも、さまざまなかたちで刊行されています。しかし、自分たちと同じレヴェルの、ごく普通の人たちからのメッセージ集というのは、本書以外にはほとんど存在していないのではないでしょうか?
 アラン・カルデックの「霊実在主義」が私たちの人生に与えるインパクトは、とても大きなものです。
 いわゆる哲学や文学、また、倫理学や道徳などをいくら学んだところで、死んだあとに自分がどうなるか分からなければ、人生の本当の意味、本当の目的は、決してつかみ取ることができません。
 「物質世界」と「霊界」との関係がはっきり分かってこそ、私たち人間は、希望や生きがい、幸福感を持って生きることができるのです。
 「この世」でどう生きれば「あの世」でどうなるかということが分かってこそ、つまり、「霊界の法則」が理解できてこそ、私たち人間は真の意味で安心して生きられるのです。
 以上のような理由から、本書は、まさに得がたい「人生の指南書」であると言うことができるでしょう。

カバーの折り返し

 19世紀半ばから後半にかけて、霊的な現象を伴う精神運動が、欧米各地で巻き起こりました。そのフランスにおける中心人物となったのが、本書を書いたアラン・カルデックです。
 いま日本において、「スピリチュアル」の大ブームが巻き起こっていますが、その最大の淵源は、実はアラン・カルデックの著作シリーズにあると言っても過言ではありません。
             (「訳者からのメッセージ」より)

著者について

著者:アラン・カルデック(Allan Kardec
1804 年、フランスのリヨンに生まれる。本名はイポリット=レオン・ドゥニザール・リヴァーユ。医学博士、教育学者。10 歳の時にスイスのペスタロッチ学院に入学し、化学、物理、数学、天文学、医学、語学、修辞学などを総合的に学ぶ。フランスに帰国後、自宅で諸学問を教えるかたわら、参考書や教育書を次々に出版する。1854 年にスピリチュアリズムと出会い、1856 年に主著となる『霊の書』を刊行して以後、「霊との対話」に基づく何冊もの偉大な書物を著す。その著作シリーズは、当時のヨーロッパにおいて400 万部を超える大ベストセラーとなり、スピリチュアリズムの古典としての地位を不動のものとした。1858 年には月刊誌『霊実在主義』を創刊し、パリ霊実在主義協会を創立して、霊実在主義を広めるために幅広く活動する。1869 年にこの世を去る。

訳者:浅岡夢二(あさおか・ゆめじ)
1952 年生まれ。慶應義塾大学文学部仏文学科卒業。明治大学大学院博士課程を経て中央大学法学部助教授。専門はアラン・カルデック、クリスチアン・タル・シャラー、マリ・ボレル、リズ・ブルボーをはじめとする、フランスおよびカナダ(ケベック州)の文学と思想。現在、人間の本質(=エネルギー)を基礎に据えた「総合人間学(=汎エネルギー論)」を構築中。フランス語圏におけるスピリチュアリズム関係の文献や、各種セラピー・自己啓発・精神世界関連の文献を、精力的に翻訳・紹介している。訳書に『〈からだ〉の声を聞きなさい』『〈からだ〉の声を聞きなさい 2』『私は神!』『ジャンヌ・ダルク 失われた真実』『光の剣・遥かなる過去世への旅』(ハート出版)『人生の重荷のほどき方』(PHP研究所)『幸せの扉を開く 許すための81 のレッスン』(ゴマブックス)などがある。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

カルデック,アラン
1804年、フランスのリヨンに生まれる。本名はイポリット=レオン・ドゥニザール・リヴァーユ。医学博士、教育学者。10歳の時にスイスのペスタロッチ学院に入学し、化学、物理、数学、天文学、医学、語学、修辞学などを総合的に学ぶ。フランスに帰国後、自宅で諸学問を教えるかたわら、参考書や教育書を次々に出版する。1854年にスピリチュアリズムと出会い、1856年に主著となる『霊の書』を刊行して以後、「霊との対話」に基づく何冊もの偉大な書物を著す。1858年には月刊誌『霊実在主義』を創刊し、パリ霊実在主義協会を創立して、霊実在主義を広めるために幅広く活動する。1869年にこの世を去る

浅岡 夢二
1952年生まれ。慶應義塾大学文学部仏文学科卒業。明治大学大学院博士課程を経て中央大学法学部助教授。専門は、アラン・カルデック、クリスチアン・タル・シャラー、マリ・ボレル、リズ・ブルボーをはじめとする、フランスおよびカナダ(ケベック州)の文学と思想。現在、人間の本質(=エネルギー)を基礎に据えた「総合人間学(=汎エネルギー論)」を構築中。フランス語圏におけるスピリチュアリズム関係の文献や、各種セラピー・自己啓発・精神世界関連の文献を、精力的に翻訳・紹介している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

目次

第1部 死の恐怖と苦しみを克服する方法(魂と肉体が分離するとき
この世からあの世への移行を楽にするには)
第2部 天国霊・地獄霊からの通信の記録(幸福に暮らす霊
普通の心境の霊
苦しんでいる霊 ほか)
第3部 死後の世界の実態と、その法則(不信と狂信を超えて
天国とは、どんなところか?
死後の世界を支配する法律・三十三箇条
魂は平等なのに、なぜ天使と悪魔が存在するのか?)