出版社/著者からの内容紹介
内容(「BOOK」データベースより)
内容(「MARC」データベースより)
著者からのコメント
それについて、私の体験したことを全部綴った本です。
人間界と霊界のしくみ、信仰と宗教との違いだとか、生命の誕生のしくみはどうなっ ているのかとか、転生輪廻、生まれ変わりですね、なぜそうなるのか、そのしくみだ とか。そして霊にはプラスの霊、マイナスの霊がありますが、そもそも、その〈霊〉 とは何なのか……。
また、佐藤愛子さんや瀬戸内寂聴さんが書いて下さっている、私の、まあそういう言 葉を使いたくありませんが、〈霊能力〉とでもいうのでしょうか、いろいろなものが 見えたり聞こえたりする。それが調べてみると全部、私の言う通りだったり、予言が 的中したりだとか。病気が治ったり、いろんなことが御座いましたけれど、それも全 部、体験談として載せております。
不思議なお話がいっぱい御座います。有名な人、無名な人……佐藤愛子さんや瀬戸内 さんとのことや長嶋茂雄さんのこと、いろんな人たちのことで不思議なことが起きた ことなども書いてあります。
また、無名の人だけれど、たとえば官公吏の人で、祟られて、もう、家中が全滅状態 になって、滅茶苦茶になった家の奥さんがいらしたのです。はじめ、なかなか職業を おっしゃらなかった。ただ「官公庁に勤めております」と言われて。『いや、普通の 官公庁の人だったら、こんなひどい祟りはないはずだ』と思って、状況をいろいろと 私が言い当てていくと、「ええ、そうなってます」と。
実はその家の旦那さんはマルサで、税務署の腕利きの、情け容赦もなく重箱の隅まで つつくようにして取り立てる人だった。それが原因で倒産に追い込まれて一家心中し た工場の持ち主、零細企業の社長とその一家の祟りだったわけです。怖ろしいですよ。 だから税務署の人たちなんかは、ホントによく読んでいただきたいと思います。
人に情けというものはあるべきだし、皆さん生きてるうちに、おこないを正しく、人 に優しく、慈悲にあふれて、そしてどんなに貧しくても心正しく清らかに、ちゃんと した生活をして、人を困らせるようなことをしちゃぁいけないということが、この本 を読んで頂ければ、よくおわかりいただけます。
家族のことでも、先祖を大事にしましょうとか、なぜお墓参りにいかなくちゃいけな いのかとか、そういうものが全部詳しく書いてあります。そうすると霊なんて怖くな いのです。供養することや感謝することさえきちんとしていれば、逆に良くしてくれ ます。いろんなことを助けてくれます。それこそ病気も治してくれるし、商売とか事 業をものすごい繁盛させてくれますし。だから怖くないんですよ。ですから、是非こ れをお読みいただいて、生きていく上のひとつの道案内にしていただけたら、と思っ て書きました。
また、この表紙の絵は、大好きな方で、田中比佐良さんという、昭和初期から終戦直 後くらいまで活躍した人の作品をコラージュして使用させていただきました。今は皆 さんに忘れられてしまっているので、惜しくてしょうがないんですけれど、すばらし い絵を描く人です。ユーモラスで、デッサンは確かだし、ロマンティックで優しくて。 私は田中比佐良さんの絵をもう一度見直していただきたいと思って、それで、この表 紙に使わせていただいて、その他にも「人生ノート」には初山滋さんの絵を使わせて いただきましたし、「ああ正負の法則」には田中比佐良さんをはじめ様々な挿絵画家 さんの絵を使用させていただきました。それも是非御覧いただきたいと思います。
TBSラジオ「美輪明宏 薔薇色の日曜日(http://www.tbs.co.jp/radio/format/barairo.html)」のコメントより抜粋。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
1935年、長崎市生まれ。国立音大付属高校中退。十七歳でプロ歌手としてデビュー。1957年「メケメケ」、1966年「ヨイトマケの唄」が大ヒットとなる。1967年、演劇実験室「天井棧敷」旗揚げ公演に参加、『青森県のせむし男』に主演。以後、演劇・リサイタル・テレビ・ラジオ・講演活動などで幅広く活動中。1997年『双頭の鷲』のエリザベート王妃役に対し、読売演劇大賞優秀賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)